NE52モニタ「富山市立北部中学校」



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教則本「ナチュラルアンブシュア52週間(NE52)」
モニタ楽団募集!に応募してくださった第1号楽団
は、富山市立北部中学校ブラスバンド部です。モニ
タ期間は2010年7月〜2011年6月。顧問の先生か
ら毎月レポートが届きますので、以下に掲載いたし
ます。




【インデクス】
2010年7月の現状
2010年7月末レポート
2010年8月末レポート
2010年9月末レポート
2010年10月末レポート
2010年11月末レポート
2010年12月末レポート
2011年1月末レポート
2011年2月末レポート
2011年3月末レポート
2011年4月末レポート
2011年5・6月レポート
一年間を振り返って



<ト音>

<ヘ音>







2010年7月の現状

●学校名
富山市立北部中学校
●住所
931-8452 富山県富山市 東富山寿町2-4-52
●金管生徒人数(学年別/楽器別)
<トランペット> 
3年:1人、2年:2人、1年:2人
<ホルン> 
3年:1人、2年:1人、1年:1人
<トロンボーン> 
3年:2人、2年:2人、1年:1人
<ユーフォニアム> 
3年:1人、2年:00、1年:2人
<テューバ> 
3年:1人、2年:0人、1年:1人

3年生は2010年夏で引退。実際に1年間トレーニング
をするのは1〜2年生になる。

●年間の活動状況
4月:入学式での新入生入退場時演奏(校内)
6月:コンサート参加(吹奏楽連盟関係など)
6月:運動部大会壮行会で選手入退場演奏(校内)
7月:吹奏楽コンクール(吹奏楽連盟)
9月:体育大会での式典関係演奏、
   およびアトラクション演奏(校内)
10月:地域の住民運動会でのアトラクション演奏
11月:学習発表会での発表演奏(校内)
1月:アンサンブルコンテスト(吹奏楽連盟)
3月:卒業式での卒業生入退場時演奏(校内)

●コンクール成績(過去3年間)
富山県吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽コンクール
富山県大会)中学校B編成
2007:金賞(現顧問赴任前)
2008:銅賞
2009:銀賞

●最近取り組んでいる曲(5曲程度)
威風堂々
星条旗よ永遠なれ
士官候補生
ビルボード
Of Pride And Celebration

●指導者(顧問の先生の氏名と略歴)
荒木 学
富山大学教育学部中学校教員養成課程音楽専攻。
教員免許は中・高1種(音楽)。
1996年年4月富山県教員として採用。
ピアノを4歳、トランペットを10歳から始める。
トランペットは小・中・高と吹奏楽部に所属。
大学生時には社会人ビッグバンドに参加。
現在、フィールドハラーJ.O.所属。

●練習頻度と練習内容
平日:放課後1〜2時間程度
土曜日:午前中3時間程度
・トレーニング(ブリージング・エクササイズ)
・基礎練習(3Dバンドブック等)
・曲練習(個人・パート)
・合奏(主に土曜日)

●外部指導者(氏名と略歴)
 2007年までは外部指導者がいました。
 現在はいません。

●指導者から見た金管の現状(楽器別)
<トランペット>
・高音域が伸びない
・スタミナがない
・長いフレーズが続かない
・タンギングが重い
<ホルン>
・狙った音が確実に捉えられない(外しやすい)
・音程が悪い
・高音域が苦手
・速いパッセージが苦手
・音量が小さい
<トロンボーン>
・音量が小さい
・楽器が鳴らない
<ユーフォニアム>
・高音が苦手
・音が硬い
<テューバ>
・音量が小さい
・速いパッセージが苦手

●金管の現在のおもな練習内容(楽器別)
いずれの楽器にも共通しています
・トレーニング(ブリージング・エクササイズ)
・FTB#1〜2
・3Dバンドブックよりスケール練習を個人・
 パートで
・曲練習(個人・パート)
・HAB#1

●金管の現在のおもな練習時間(楽器別)
全体に同じです。
放課後部活に来た生徒から練習を始めます。
平日は1〜2時間程度。
土曜日は3時間程度。

課題としてはスタミナがないのか、集中力がないの
か、吹く時間より休憩時間の方が長い部員がいると
いうことです。

●指導者からの質問
NE52と他の練習メニュー(他の教則本、基本練習、
曲練習など)について、どのように構成すればよい
か、アドバイスいただければと思います。

1.トレーニング(ブリージング・エクササイズ)
2.ウォーム・アップ
3.NE52
4.3Dバンドブックのスケール等
5.取り組んでいる曲練習など

という風に構成して良いのか、他の教則本には取り
組まない方が良いのかなど。

●著者(杉山 正)からの回答
NE52は金管全員で取り組むのではなく、合奏に入る
前に個人的にルーティンとしてそれぞれが取り入れ
ます。

この教則本はあくまでも個人個人の練習なので、あ
る子供は1週間ずつ進み、ある子供は1つのエクササ
イズに2〜3週間かかるかもしれません。進度に関し
ては先生のチェックおよび判断が必要となります。

NE52に書かれていることはすべて個人練習で行なう
ものだと考えてもらえればと思います。つまり各生
徒の成長を先生が観察してレポートを書いていただ
くということになります。あくまでも合奏訓練では
ないという意識が必要だと考えてください。

併用教則本や、曲の練習に関しては学校独自のもの
を採用してください。

***






2010年7月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第1回レポート(平成22年7月30日(金))

1.text_delivery.jpeg

◎最近の部の状況
 7月24日(土)に全日本吹奏楽コンクール県大会
があり、2,3年生を中心としたメンバーはそれに向
けての練習に集中してきた。結果は銅賞。審査員講
評には「もっと息を入れて楽器を鳴らすように」と
あった。また「息が少なく、タンギングが強すぎ」
ともあった。やはり大きな呼吸で十分に楽器を鳴ら
す必要があることを再確認した。

2.orientation.jpg

 次の目標は9月4日(土)に行われる体育大会にお
けるセレモニー関係の演奏、アトラクションの演奏
となる。行進曲やポピュラーなど多彩な曲の練習に
取り組む。

◎練習メニュー
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス
 -ウォーキング(5ステップ・・)
 -10ブレス
●ウォーム・アップ
●基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(ス
 ケール、エチュード等)
●曲練習・・体育大会セレモニー演奏曲、アトラク
 ション演奏曲
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス

◎NE52導入にあたり
 まず6〜9ページについてしっかり説明する必要が
あると思い、導入初日NE52を配布してから解説をし
た。指導者自身がトランペットを演奏し、TM講習会
受講経験があり、現在も杉山正先生の個人レッスン
を受けていることから、この内容については実感を
もって説明することができたと思う。さらに10ペー
ジの"覚えておくべきこと"12項目は毎日読んで練
習に取り組むよう強調した。

3.chestup.jpg

◎各パートの状況
●トランペット
 - 全休符を落ち着いて休めない(すぐに吹き急
  ぐ)
 - MPの位置が低めだったので修正
●ホルン
 - 頬が膨らんで、息が漏れる
  ブレスを十分に使うことができていない(息を
  出し切れていない)
 - 楽器の持ち方(右手の形)
●トロンボーン
 - ブレスが不十分(十分に吸うことができていな
  い)
 - MPの位置が低めだったので修正
 - タンギングがはっきりできていない
●ユーフォニアム・テューバ
 - 楽器を支える腕力が足りず、姿勢が悪くなる
 - 低音が出ない
 - タンギングをしようとする度に息が止まる

◎今後の課題
●常にチェストアップ、ビッグブレスを意識する
●ブリージング・エクササイズを生かす
●口の中を観察して舌を動かす意識を高める

◎指導者の感想
 全ての項目(覚えておくべきこと12)を確実に意
識して演奏することの難しさを感じた。部員には毎
日12項目を読んで練習に取り組むよう指導している
が、実際楽器を演奏するときにはいろいろなことを
忘れてしまっている。こまめにチェックして、時間
をかけて1つ1つ身に付けられるようにしていきたい。

 特に1年生は初心者が多く、出さなくてはいけない
音をイメージできておらず、正確に音が出せないで
いた。チューナーなどで出す音を聴くと、すんなり
目的の音を出すことができたので、音に対するイ
メージの重要性を伝えた。

 ホルンについては右手の形やF管とBb管の使い分け
など、ホルンならではのことがあり、指導者として
しっかりと知識を身に付けて指導する必要があると
感じた。

◎質問事項
●テストや学校行事で練習できない日が続いた場
 合の進め方について。なかなか家に持ち帰って
 自主練習という体制は取ることができていない
 ので・・。

 【NE52著者・杉山正からの回答】
  理想を言えば、15分程度で終わる練習なので、
  工夫して休まないで続けらればと思います。
  過去にカリキュラムを渡していた中高では、
  任意でしたがテスト期間中は早朝、または昼
  休みを利用して練習していたようです。

●FTBのように1週目はLesson1、2週目はLesson1
 と2、という風に増やす必要はないか。

 【NE52著者・杉山正からの回答】
  その必要はありません。

***






2010年8月末レポート
富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第2回レポート 2010年8月31日(火)
report02-1.jpeg

◎ 最近の部の状況
 夏休み中は9月4日(土)に行われる体育大会にお
 けるセレモニー関係、アトラクションの演奏曲を
 練習してきた。1年生部員も合奏に加わって一緒に
 曲を練習している。しかし今年の1年生はほとんど
 が初心者で、演奏できる曲も限られている。

 NE52については、指導者がレッスンをして次の課
 題へ進めさせていたが、必ずしも毎週全員のレッ
 スンができるとは限らない状況もあったので、日
 付を記入し、自分で1週間練習したら次の課題に進
 めるよう指示した。

◎ 練習メニュー
●ブリージング・エクササイズ
 - 10ブレス
 - ウォーキング(5ステップ・・)、
  2〜3年生はジョグ
 - 10ブレス
●ウォーム・アップ
●基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケー
 ル、エチュード等)
●曲練習・・体育大会セレモニー演奏曲、アトラクショ
 ン演奏曲
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス

◎ 学年やこれまでの音楽経験による違い
●2年生
 順調にNE52を進めている。多少音域に難を感じる生
 徒もいるが、おおむね練習課題の趣旨を理解して取
 り組んでいる。音が大きくなってきた生徒や音色が
 良くなってきた生徒も見られる。こちらも舌の動き
 を中心に、ポイントを絞った指導がしやすい。
 中にはFTBなどの課題を増やした生徒もいる。個々
 に応じて練習課題を工夫していきたい。
●1年生
 ほとんどが楽器初心者で、しかも音楽経験に乏しい。
 楽譜に書かれている音が正確に出せなかったり、間
 違った音を出してしまっていることに気付かなかっ
 たりという生徒もいる。NE52は非常にシンプルな
 課題だが、それでもソルフェージュ的な訓練をしっ
 かりしなければ、自分で練習を進めることができな
 い。初心者で十分に音が出せない生徒ほど、課題の
 意味を理解できず、NE52への取り組みが弱くなって
 しまっている。入部して初めて合奏に加わることに
 なり、曲に挑戦したが、その練習ばかり優先してし
 まい、基礎練習がおろそかになってしまっている。

report02-2.jpeg

◎ 今後の課題
●初心者であればあるほど、基礎練習の重要性をしっか
 り理解できるよう指導する必要がある。
●同じNE52の課題でも演奏レベルの差があるので、
 個々に応じた的確な指導ができるようにしなければ
 ならない。
●毎日の練習メニューをしっかり作成し、粘り強く課題
 に取り組む姿勢を育てていく必要がある。

◎ 指導者の感想
 体育大会で3年生が引退となる。これから新しい体制
 での部活動がスタートする。演奏行事は続くが、改め
 て全体やパート、個人の練習課題を見直し、効果的な
 練習方法を模索していきたい。

◎ 質問事項
●初心者で、安定して音が出せない生徒や音域の狭い生
 徒であっても課題を次々進めていってよいか。

【NE52著者・杉山正からの回答】
そのような生徒には指導者の判断で同じ課題に取り組ま
せてください。1つの課題に1週間ではなく1ヶ月費やし
ても構いません。

***






2010年9月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第3回レポート(平成22年9月30日(木))

1.jpeg

◎ 最近の部の状況
 9月は体育大会からのスタート。夏休み中から練習して
きた、セレモニー関係、アトラクション関係の曲を演奏し
た。体育大会での演奏をもって3年生は引退となる。1,
2年生での新体制がスタートした。3年生部員には、生徒
会や学級でのリーダーとなる生徒が多く、2年生にとって
自分たちでどのように運営していけばよいかプレッシャー
を感じていた。しかし、先輩たちが築いてくれたこの部を
さらに良いものにしようという強い意欲が感じられる。

 新しくリーダーとなった2年生は、練習の内容や取り組
みの姿勢など、改めて部の体制について考え直し、自分た
ちの部を作ろうと努力している。その中で出てきた問題点
として、楽器演奏以前に音楽に関する基礎的な知識の少な
さが挙げられた。読譜の力が弱く、しっかりとした音感も
身に付いておらず、ただ運指を探っている、間違った音を
演奏してもその間違いに気付くことができないという部員
もいる。そういった問題点から、部員たちから「勉強会を
したい」という提案があった。そこで、楽譜の知識はもち
ろん、バンドづくりなどいろいろな話を映像資料も交えな
がら3時間に渡る講義を行った。部員は懸命にノートを取
りながら最後までしっかりと話を聞いていた。

 新体制ができて最初の演奏は10月3日(日)に行われ
る地元の住民運動会。毎年、お昼のアトラクションで演奏
させていただいている。演奏そのものもさることながら、
個人及びパート練習、合奏練習、演奏に出かけるための楽
器運搬など、あらゆることが初めてで勉強になる。この"デ
ビュー戦"を契機に新しいバンドづくりのために大きな一歩
を踏み出すことができたらと考えている。

◎ 練習メニュー
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス
 -ウォーキング(10ステップ・・)、
 -10ブレス
●ウォーム・アップ
●基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、
 エチュード等)
●曲練習
 -体育大会:セレモニー演奏曲、アトラクション演奏曲
 -住民運動会:アトラクション演奏曲(1,2年生)
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス

◎ ブラスバンド部のために必要なこと(9月17日"勉強
 会"レジュメより)
●運営面
 -人間関係づくり
 -計画的な部活動運営
●楽器演奏のために必要なこと
 -トレーニングの必要性
 -楽器の演奏技術について
 -音楽の基礎知識(音楽理論、読譜)
●合奏の能力
●音楽づくり
●あこがれをもつ(演奏例視聴)

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◎ 個別の対応
 前回のレポートで杉山先生よりアドバイスをいただいた、
 個別の対応について、まだ十分にできていない。より個
 人の状態をしっかりと把握し、課題の進度調整を行って
 いきたい。

●トランペット
 力んで吹いてしまう傾向にある。しかもその力みは唇に
 出るため、高音が苦しくなる。低音練習の重要性をしっ
 かり伝えていきたい。跳躍の課題が出てきているので、
 舌の使い方をじっくり教える必要がある。
●ホルン
 素直な音は出ているが、パワーに欠ける。大きな呼吸を
 意識して演奏させていきたい。頬が膨らんでしまう生徒
 がいる。力まず、舌の動きで音をコントロールできるよ
 う指導していきたい。
●トロンボーン
 素直な音が出ている。より大きな呼吸を意識して演奏さ
 せていきたい。
●ユーフォニアム
 音色も良く、しっかり音を出すことができている。より
 大きな音、幅広い音域を目指して貪欲に取り組ませたい。
●テューバ
 本校にはテューバが1台しかなく、これまで3年生が使
 用してきた。現在1年生が担当することになったが、今
 までユーフォニアムを練習してきた。まずは楽器の扱い
 に慣れることに苦労している。さらに今まで扱ったこと
 のない低音を演奏することから、自分の音をしっかり把
 握することができていない。レッスン1からじっくりと
 取り組み、早く楽器に慣れさせていきたい。

◎ 今後の課題
●個に応じた指導
 個々の状態をしっかり把握し、課題の進度調整を含めた
 きめ細かい個別対応ができるようにする。
●指導者自身の時間の確保
 生徒指導、様々な校務分掌を抱えながらの部活指導は難
 しいが、できるだけ時間を確保して、生徒に接していき
 たい。

◎ 指導者の感想
 3年生が引退し、新しい体制がスタートした。新しく
 リーダーとなった2年生は非常に意欲的である。同時に
 部活動運営や演奏の難しさ、責任を強く感じ始めている。
 この意欲的な部員たちにいろいろな刺激を与えて、常に
 向上心をもった部にしていきたい。

◎ 質問事項(指導者の悩み)
 ホルンの指導に苦労している。運指、右手の形など、基
 本的な奏法の部分で十分に指導できていない。

***






2010年10月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第4回レポート(平成22年10月31日(日))

toyama1010.jpeg

◎ 最近の部の状況
 10月は2回演奏の機会があった。3日には、地域の住
民運動会でのアトラクション演奏。23日には校内の学習
発表会。

 3日の住民運動会は、1,2年生新チームでのデビュー
戦となる。意気込みはあるものの、技術的に不安な点が多
いことから、極簡単な曲を1曲と9月の体育大会で演奏し
た中から1曲を選曲した。

 それでも低音パートに不安があったこともあり、顧問は
エレキベースで参加した。1,2年生新チームとして勉強
になるのは演奏面だけではない。これまで3年生が主導で
進めていた普段の練習や合奏練習に向けての準備、本番当
日の楽器運搬の手配などを自分たちでやらなくてはいけな
い。少しずつイベントがある度に先輩より後輩が率先して
動くよう声をかけてはきたが、いざ自分たちだけでとなる
と上手く動けない。そういった意味でも良い勉強になった。

 本番当日は強風の中での演奏となり、譜面台はもちろん
ドラムセットのシンバルなども倒れ、住民運動会運営役員
の皆さんに支えられて何とかやり終えた。

 23日の学習発表会では、一度引退した3年生も加わっ
てのステージとなる。1,2年生は住民運動会後すぐに準
備に取りかかるが、3年生は1週間前からの参加。演奏曲
はコンクール自由曲もあり、久しぶりの楽器の感触に慣れ
る間もなく難曲に再挑戦ということになった。

 しかも、校区にクマが目撃され一般の被害者も出たとい
うことで、生徒の活動時間が制限された。非常に準備時間
のない中での発表となったが、全校生徒や保護者には楽し
んでもらえる演奏になったようだ。

 再び1,2年生の活動となる。次の目標は1月に行われ
るアンサンブルコンテストのための準備。同時にいろいろ
な力を身に付けるための方法を試していこうと思っている。

◎ 練習メニュー
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス
 -ウォーキング(10ステップ・・)、
 -10ブレス
●ウォーム・アップ
●基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、
 エチュード等)
●曲練習
 -住民運動会:アトラクション演奏曲(1,2年生)
 -学習発表会:演奏発表曲(1〜3年生)
●ブリージング・エクササイズ
 -10ブレス
◎ NE52個人レッスンより
 学年に関係なく、技術に差が見られてきた。身に付いて
 きていると感じる生徒は、やはり練習の取り組みに丁寧
 さが見られる。しっかりと教則本に書かれている説明を
 読み、注意点を意識しながら楽譜に向かっている。身に
 付いていない生徒は、説明や注意事項をしっかり読まず、
 ただ楽譜に書かれている音を出すことだけを考えている。
 いずれの生徒に対しても、指導者からのアドバイスは
 "チェストアップ"と"ビッグブレス"そして"タングを意識"
 になるが、身に付いてきている生徒は"より機能して"い
 て、素直に音が出ている。身に付いていない生徒は"とに
 かく意識する"ことからのスタートとなっている。なかな
 か個人レッスンの時間が取れないので、差が開いてしま
 いそうだが、適切なアドバイスを継続的に行っていきた
 い。また、分かる範囲でのパート内で互いにアドバイス
 をする雰囲気も作っていきたい。
●トランペット
 -非常に素直に音が出ている。低音が十分に出せていない
 ので、より舌を下げることを意識させた。High Cの確率
 はまだ高くないということだが、レッスンで"Taw"と
 "Tee"2つのシラブルをしっかり意識するようアドバイス
 したところ、素直に出すことができた。
 -よく音は出ているが、まだ唇に頼っている感がある。低
 音は豊かに出ているようだが、唇をゆるめることが優先
 されているように感じる。よって高音は唇を締めようと
 してしまうため、上手く出すことができない。ゆっくり
 大きく舌の動きを確認するようアドバイスした。
 -大きな音を頑張って出そうとしているが、それで精一杯。
 落ち着いて教則本の説明を読み、意識すべきことを整理し
 て吹くようアドバイスした。また、自分の出すべき音が
 しっかりイメージできておらず、楽譜通りの音がなかなか
 当たらない。ソルフェージュ力をつける訓練の必要もある。
●ホルン
 -良く吹いており、音量も徐々に出てきたが、NE52への取
 り組みは今ひとつ。この教則本で得られたことが豊かな演
 奏表現につながることを理解し、しっかりと取り組ませて
 いきたい。
 -非常に丁寧に課題に取り組んでいることが伺える。トラン
 ペット用の楽譜の読み替えに多少戸惑うことはあるが、素
 直な音で、安定している。より大きな呼吸と唇のリラック
 スで豊かな音を作っていきたい。
●トロンボーン
 -低音が豊かになってきた。身体のあまり大きくない生徒だ
 が、ブリージング・エクササイズなどで呼吸筋が強化され
 ることにより、より豊かな音が手に入ることを伝えた。音
 も安定しており、生徒自身音感があり、正しいピッチで演
 奏しようという意識が高い。
 -先月は自信のなさが音に表れて、課題以前の状態だったが、
 以後しっかりと練習に取り組んだ跡が見られた。音量も少
 しずつではあるが増してきている。以前ははっきりしなかっ
 たタンギングもできるようになりつつある。ブリージング・
 エクササイズや練習メニューをしっかりこなし、より自信
 をもって演奏できるようにしたい。
●ユーフォニアム
 -丁寧に演奏しようという意識が見られる。音色も良い。よ
 り大きく呼吸をしたり、舌を動かしたりして、自由に演奏
 できるよう指導していきたい。
●テューバ
 -ずいぶんと楽器に慣れ、音量も出てきた。しかし、まだ出
 せる音が限られており、息も続かない。より粘り強く課題に
 取り組ませていきたい。

◎ 今後の課題
●改めて課題の意義を理解させたい
 特に、レッスンをして身に付いていないということが感じら
 れた生徒には、いろいろな曲を演奏するための重要なテク
 ニックであることを理解させ、この練習課題の重要性を感じ
 させたい。
●ソルフェージュ力
 以前杉山先生には"音の高低とタングの発音の変化が分かれば
 良い"というアドバイスをいただいたことがあるが、やはり目
 的の音が出せない、出ていないのに気付かないというのは問
 題。音感を身に付けるような取り組みが必要だと感じられる。

◎ 指導者の感想
 秋は演奏会シーズンということで非常に忙しかった。どうし
 ても、曲を演奏することに意識がいくと、基礎練習がおろそ
 かになってしまう。少ない練習時間の中で、効率よく取り組
 み、確実に課題をこなすことができるようにさせていきたい
 し、それが習慣となってほしい。

 これからアンサンブルへの取り組みとなるが、他にもいろい
 ろな取り組みの中で、一人一人が自信をもって演奏できるよ
 うな力を身に付けられるよう指導していきたい。

***






2010年11月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第5回レポート 平成22年11月30日(火)

◎ 最近の部の状況
 今月は特に行事はなく、個人のレベルアップのチャンスだが、
1月に行われるアンサンブルコンテスト出場のための準備に入っ
た。1校につき、5チームまでの参加が可能であるということ、
より高い意識をもって練習に取り組ませたいというねらいから、
12月に校内選考を行っている。自分たちで声をかけ合いながら
チームを作り、選曲をして準備に取りかかっている。アンサン
ブルコンテストに出場しない部員のために、ソロコンサートを
企画した。選曲は自由で、カラオケ伴奏などを使用して良いこ
ととし、とにかく1人で演奏するというものである。バンドと
しては互いの調和は大切だが、他に依存しすぎて自己主張がな
ければバンド全体の音は弱くなってしまう。自分の好きな曲を
選ぶということで、楽しみつつも緊張感のある企画にしたいと
思っている。

当初アンサンブルコンテストに参加しない部員のための企画だっ
たが、最終的には全ての部員がエントリーすることになった。
アンサンブルのリハーサルも兼ねて、冬休み中にコンサートを
実施する予定となっている。

特に行事は無いが、基礎合奏を定期的に入れていくことにした。
3Dバンドブックが中心となるが、簡単な演奏曲も課題に出し
ている。短いスパンで進めることから、読譜の力も付けさせて
いきたいと考えている。

12月初旬に期末テストがあるので、11月最終週は部活が休みに
なる。しかし、多くの部員は楽器を家に持ち帰り、練習に取り
組んでいるようだった。

◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス
  - ウォーキング(10ステップ・・)、
  - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、
  エチュード等)
●曲練習
  - アンサンブルコンテストに向けて
  - ソロコンサートに向けて
  - 基礎合奏曲
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス

◎ NE52個人レッスンより
 なかなか指導の時間を取れないだけに、レッスンをするとそ
 の反応はしっかりと返ってくる。前回指導した点について、
 努力・改善の跡が見られる部員が多い。しかし、どの課題で
 も(早い生徒でLesson 9〜10)、常に意識させたい基本"チェ
 ストアップ"と"ビッグブレス"は変わらず、それに向かってい
 けば、確実に技術が身に付くことが分かってくる。アンサン
 ブルコンテストやソロコンサート、基礎合奏など課題は多い
 が、時間配分を工夫して練習に取り組ませていきたい。

● トランペット
  - 音を出そうと必死になると唇に頼ってしまう傾向がある。
   小学生の時から吹いていて、それなりに癖が付いているた
   めだと思われる。落ち着いて低音からゆっくり出すよう指
   導した。
  - 少しずつ音域も広がっているが、高音になると力みすぎる
   ので、無理なく出すよう指導した。HABなどで指示されて
   いる「3回ミスしたらアウト」のルールを伝え、無理をし
   て吹き方が崩れないようにした。
  - 舌の動きを意識すると、キレイに音が決まる。吹き続けて
   いると段々ルーズになる。常に基本を意識して、自然に身
   に付くように粘り強く練習することが重要であると伝えた。

● ホルン
  - 少しずつ余分な力は抜けてきているが、まだ頬を膨らませて
   力んで吹くことがある。舌の動きも大切だが、唇を柔らか
   くほぐすための手立てが必要だと思われる。
  - 確実に課題をこなしている。舌の動きはしっかりと感じられ
   るが、音程がやや不安定。音量もまだ小さいので、この2点
   について指導していきたい。

● トロンボーン
  - 低音域も高音域も豊かになりつつある。より大きな呼吸で十
   分に楽器を鳴らすことができるようにしていきたい。
  - 多少練習不足の感があるが、丁寧に取り組んではいる様子。
   常に教則本の基本的事項を見直し、じっくりと取り組むよう
   指導した。

● ユーフォニアム
  - 高音域が伸びてきたが、まだ思い切りが足りないように感じる。
   どの音域でも大きな呼吸で吹けるよう指導していきたい。

● テューバ
  - 音域は徐々に広がっているが、まだ曲で使えるレベルにはなっ
   ていない。教則本も頑張って進めていたが、無理を感じたの
   で、少し前の課題に戻した。本人は非常に真面目に取り組ん
   でおり、丁寧に指導していきたい。

◎ 指導者の感想
 "最近の部の状況"にも書いたが、行事が無いだけに課題を増やして
 いる。こちらから課題に反応し、より高い意識をもって練習に取り
 組んで欲しいと願っている。

***






2010年12月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第6回レポート 平成22年12月29日(水)

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◎ 最近の部の状況
 今月も特に行事はなかったが、1月に行われるアンサンブルコンテ
スト出場のための練習に取り組んでいた。

 一応、校内審査というのを設けている。譜読みも遅く、目標の日ま
で見通しをもつことがなかなかできない部員のモチベーションを高め
るねらいで、「この日までに譜読みが終わっていないと・・」と危機
感をもたせるようにしている。

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 実際、アンサンブルコンテスト出場申込は12月下旬で、その時点
で見通しがもてないのに出場というのは厳しいからだ。しかしながら、
12月初旬に期末テストがあり、1週間以上部活動が休みで、その直
後に校内審査というのはかなり難しかった。顧問もが期末の成績処理
で忙しいながらもできるだけ練習に顔を出し、指導するよう努めた。

 アンサンブルというのは合奏よりずっと個人の負担や責任が重くな
る。しかし生徒たちは自分が十分に演奏できないのをみんなで合わせ
ることにより補ってもらえるのではないかと頼っているところがある
ようで、自分の譜読みが十分でない状態でも全体練習に多く時間をとっ
ている。

 本番も近づいて焦っているようだが、改めて個人やペアなどの練習
にじっくり取り組むことの重要性を伝えた。パートやチーム内でお互
い教え合うような雰囲気が高まっていけばと思っている。

 冬休み中はもう1つ発表会を行った。ソロ・コンサートとして、カ
ラオケでも無伴奏でも1人で1曲演奏するという課題を出した。

 合奏でも本番の経験が少ない部員にとって、ソロでの本番というの
はほとんどが初体験となる。しかし、この緊張感やこれまでの練習の
取り組みは大きな財産になると思っている。

 それぞれに課題も見つかり、今後のアンサンブルや合奏に良い影響
が出ればと願っている。

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◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス
  - ウォーキング(10ステップ・・)、
  - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習・・NE52、FTB、
     3Dバンドブック(スケール、エチュード等)
● 曲練習
  - アンサンブルコンテストに向けて
  - ソロ・コンサートに向けて
  - 基礎合奏曲
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス

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◎ NE52個人レッスンより
● トランペット
  - 唇を張って吹くことが身に付いてしまっている。基本的に
    アンブシュアは悪くないので、HABのローレンジ課題を与え、
    ペダル音域までウォーム・アップで出させるようにした。
  - 曲の中で、ここ一番という高音で失速してしまう。NE52の
    課題を丁寧に吹いているときは素直に音が出るので、繰り返
    し課題に取り組み、自然に演奏できるよう習慣づけさせたい。
● ホルン
  - 音が小さい。高音になると失速する。ブリージング・エク
    ササイズをしっかり意識して取り組ませ、ウィンド・パワー
    を身に付けさせたい。
● トロンボーン
  - より大きな呼吸で演奏させたい。スライドを微調整して音
    程を取っている様子なので音感はあるようだが、自分から音
    を想像して歌うよう指導していきたい。
● ユーフォニアム
  - 姿勢の崩れが気になる。ほとんど立奏で練習しているが、
    腕の力だけで楽器を支えられず身体が曲がってしまっている。
    以前より音の伸びがなくなっているようにも感じられる。姿
    勢、呼吸を見直し、のびのびと演奏できるよう指導していき
    たい。ピストンを押すのが少し遅く感じられる。しっかり指
    を上げ、打音が出るくらいに強くピストンを押すよう指導し
    た。
● テューバ
  - 徐々に音域が広がってきている。音感に難があるが、少し
    ずつ楽譜に書かれている音を正確に演奏できるようになりつ
    つある。やはり息が全然足りないので、ブリージング・エク
    ササイズにもしっかり取り組ませ、力強くバンドを支えられ
    るよう指導していきたい。

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◎ 指導者の感想
 部活動の最初と最後に10ブレスをしているが、少し"なおざり感"
 がある。チェスト・アップも不十分であまりトレーニングになって
 いない様子。しっかりと基礎基本を見直し、力の付く練習に取り組
 ませていきたい。

***






2011年1月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第7回レポート 平成23年1月31日(月)

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◎ 最近の部の状況
 今月はアンサンブルコンテスト出場に向けての練習が中心となった。
金管チームは八重奏で参加したが、結果としては銅賞という結果に終
わった。現段階のチームとしての力を見れば仕方ない部分もあるが、
個々では少しずつ成長が見られる。それぞれの課題が少しずつではあ
るが、自分なりに見え始めてきているように思う。また、パート内や
パートを越えて上級生が下級生を教える姿が、以前よりよく見られる
ようになった。バンドとしてレベルアップしたいという気持ちの高ま
りが感じられる。

 木管や打楽器を含む全パートだが、パート毎に基礎練習のレッスン
を取り入れている。特に上級生が下級生の課題を知ることによって、
日常の練習の中で指導しやすくするねらいがある。普段から自分たち
なりに課題に取り組んではいるが、指導者がポイントを絞って指摘す
ることにより、練習の効果ははっきりと見えてくる。校務や生徒指導、
いろいろと忙しい3学期だが、時間を見つけて指導していきたい。

 アンサンブルコンテスト後は、通常の基礎合奏に向けて練習メニュー
に取り組んでいる。今のバンドのレベルにしては多少厳しい課題を与
えているが、向上心をもって取り組んでくれるよう期待している。

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◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス
  - ウォーキング(10ステップ・・)、
  - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習・・NE52、FTB、
     3Dバンドブック(スケール、エチュード等)
● 曲練習
  - アンサンブルコンテストに向けて
  - 基礎合奏曲
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス

◎ NE52個人レッスンより
● トランペット
  - 大きなブレスが、唇への負担を軽減することにつながるこ
     とを、経験的に習得できつつある。その結果、中高音域
     を弱奏でという曲の出だしが、確実に演奏できるように
     なってきた。ただ、高音域については疲れてくると力み
     が出てしまい、結果的に音が出なくなってしまうので、
     ウィンド・パワーを常に意識させて取り組ませたい。
  - HABのローレンジ課題を与え、ペダル音域の練習をさ
     せたところ、低音の響きが非常に良くなった。しかし、
     高音域はかなり苦労しているので、舌の動きを意識させ、
     各課題に取り組むよう指導していきたい。
  - マウスピースに強く唇を押しつけて高音を出す癖がつい
     てしまっている。舌の動きと大きな呼吸を意識させると、
     比較的楽に高音が出るので、常に意識しながら課題に取
     り組むよう指導した。
  - 16分音符を急いで演奏してしまっている。メトロノー
     ムを使用して、安定したテンポで演奏するよう指示した。
     以前より音程は良くなってきている。

● ホルン
  - まだまだウィンド・パワーが足りない。ブリージング・エ
     クササイズとNE52、その他基礎練習全てが曲の演奏につ
     ながっていることを理解させ、粘り強く練習に取り組ま
     せていきたい。

● トロンボーン
  - タンギングの甘さが気になる。発音や舌の動きもだが、ウィ
     ンド・パワー不足にも原因があるように感じられる。"ト
     ロンボーンらしいサウンド"に対するイメージをもって演
     奏することができるよう、常に意識させていきたい。

● ユーフォニアム
  - なかなか自分で意識しながらの演奏ができない。基礎練習
     への取り組み方について、改めて指導したい。サウンド、
     音域共に良くなってきているが、曲を通すとすぐにおろそ
     かになる。基礎練習の重要性と曲へのつながりについて理
     解させていきたい。

● テューバ
  - 低音は少しずつ豊かなサウンドになりつつあるが、高音は
     ぶら下がってしまう。ウィンド・パワー、舌の動きに注目
     して意識的に基礎練習課題に取り組ませていきたい。

◎ 指導者の感想
 アンサンブルコンテストも終わり、また全体の合奏課題へシフトし
 た。少人数での練習を生かし、バンド全体のレベルアップにつなが
 るよう意識を高めさせていきたい。

***






2011年2月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第8回レポート(平成23年2月)

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◎ 最近の部の状況
 今月は月末に学年末テストがあるため、後半は部活動が停止となる。
 毎月合奏における課題を出していたが、今回はそれをやり切ること
 ができなかった。しかし、部員たちは日々の練習をより充実させよ
 うと、楽器演奏の基本となるキーワードを画用紙に書き、常に目に
 入るように黒板に掲示している。さらに、パート練習の内容もより
 良くなってきている。来月は卒業式。卒業式での演奏曲や新年度に
 向けての準備をしっかり進めていきたい。

◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス
  - ウォーキング(10ステップ・・)、
  - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック
  (スケール、エチュード等)
● 曲練習
  - 基礎合奏曲
  - 卒業式での演奏曲
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス

◎ NE52個人レッスンより
● トランペット
  - HABローレンジ課題に意欲的に取り組んでおり、ペダル音域
    が伸びつつある。しかし、少し音量が大きく、それが唇の力
    みへとつながっているように見える。FTBのテンポがかな
    り上がってきたが、高音域になるとやはり唇の力みからか音
    がかすれてしまう。唇を柔らかくし、舌の動きを利用した吹
    き方をより強く意識させていきたい。
● ホルン
  - 音量は豊かになりつつあるが、高音域は唇の力とマウスピース
    へのプレスの力で出そうとしている。余裕のある音域から唇
    を和らげ、舌の動き、ウィンド・パワーを利用した吹き方を
    身に付けさせていきたい。
● トロンボーン
  - 1つ1つの音を丁寧に出そうとする意識が感じられる。反面、
    スピード感に欠ける部分もある。練習課題のテンポを上げた
    り、速いテンポの曲に挑戦させたりして、様々な曲に対応で
    きる力を身に付けさせていきたい。
● ユーフォニアム
  - 個人練習中は立奏が中心となるが、姿勢の崩れが気になる。繰
    り返し指導し、良い姿勢から良い呼吸、良いサウンドへとつ
    なげていきたい。
● テューバ
  - 音域が少しずつ広がり、スケールなども徐々にではあるがスムー
    ズに演奏できるようになってきている。しかし、まだ舌の動き
    を意識した吹き方とはなっていないので、練習課題の中で繰り
    返し指導していきたい。

◎ 指導者の感想
 テストに行事と忙しい中での活動になるが、来月はいよいよ卒業式で
 の演奏となる。卒業生の入退場での演奏と裏方的ではあるが、感動的
 な行事に貢献できるよう頑張らせていきたい。

***






2011年3月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第9回レポート(平成23年3月)

◎ 最近の部の状況
 今月は卒業式での演奏(卒業生の入退場)が目標となった。期末テス
 トが終わって慌ただしい中での準備となったが、楽器運搬等の準備も
 含めておおむねスムーズにできた。

 春休みは、入学式や新入生勧誘のためのデモンストレーション曲、さ
 らにレパートリーを増やしつつ、夏のコンクールに向けての準備を進
 めていきたい。

◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス
  - ウォーキング(10ステップ・・)、
  - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習
 ・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、エチュード等)
●曲練習
  - 基礎合奏曲
  - 卒業式での演奏曲
  - 入学式での演奏曲
  - 新入生勧誘用デモンストレーション曲
●ブリージング・エクササイズ
  - 10ブレス

◎ NE52個人レッスンより
● トランペット
  - HABローレンジ課題が少しずつ良くできるようになってき
   ている。非常に力強く前に音が伸びてきている。しかし、唇
   に力みがあると、発音が鈍り、リズムの細かい曲などではア
   タックの遅れが目立つ。
●ホルン
  - 合奏の中でも徐々に主張のある音が出せるようになってきて
   いる。ピッチに不安があるので、チューナー等の活用と同時
   に、よりリラックスした吹き方を身に付けさせていきたい。
●トロンボーン
  - リズム・音程共に安定感が見られつつある。しかしサウンド
   自体のパワーに欠ける。ウィンド・パワーを身に付け、より
   大胆に演奏できるよう意識づけていきたい。
●ユーフォニアム
  - 丁寧に演奏しようという姿勢が見られる。より確実に演奏す
   ること、より大胆に主張することを意識させていきたい。
●テューバ
  - バンドの中でベースとしての役割を果たすことができるよう
   になってきた。しかし、ソルフェージュ力が身に付いておら
   ず、自分の出す音をしっかり把握・コントロールできないこ
   とが多い。確実に基礎練習を繰り返す中で、しっかりとした
   テクニックを身に付けさせていきたい。

◎ 指導者の感想
 年度末は生徒も顧問も忙しい。なかなか十分に指導できない日が
 続くが、自主的にしかも上級生が下級生を指導しながら練習を進
 める姿が見られるようになってきた。一人一人がしっかりとテク
 ニックを身に付けようとする中で、皆でバンドを作り上げようと
 する意識をもち、全体のレベルアップを図っていきたい。

***






2011年4月末レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第10回レポート(平成23年4月)

◎ 最近の部の状況
 新年度に入り、最初の演奏は入学式だった。演奏曲は卒業式とほ
 ぼ共通だったため、新たな練習は必要なかったが、より良い演奏
 を目指して春休み中も練習を続けた。

 そして、新入部員は24名。これまで2,3年生合わせて27名
 だったので、倍増・大所帯となった。練習場所、楽器の確保など
 悩みは多いが、部員が多いというのは嬉しい。3年生を中心に1
 年生の指導をしつつ、コンクール等行事に向けての練習を進めて
 いる。

◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
  -10ブレス
  -ウォーキング(10ステップ・・)
  -10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習
  ・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、エチュード等)
● 曲練習
  - 基礎合奏曲
  -入学式での演奏曲
  -新入生勧誘用デモンストレーション曲
● ブリージング・エクササイズ
  -10ブレス

◎ NE52個人レッスン等より
● トランペット
  -楽に音が前に伸びるようになってきている。しかし、バテが早
  くすぐに音が伸びなくなる。より脱力を意識させていきたい。
● ホルン
  -丁寧に楽譜に向かおうという姿勢が見られる。しかしまだ細か
  い音程についてはしっかりとらえられていないので、同じ課題
  を繰り返し、粘り強く続けることが重要であると考えられる。
● トロンボーン
  -リズム・音程共に安定した演奏ができてきている。しかし依然
  としてサウンド自体のパワーに欠ける。トレーニングにしっか
  りと取り組み、よりパワフルなサウンドを目指していきたい。
● ユーフォニアム
  -丁寧に演奏している。より豊かな響き・音量での演奏を目指し
  ていきたい。
● テューバ
  -徐々に音量も増し、低音の役割を果たしつつある。しかし依然
  としてソルフェージュ力が身に付いていないのが難点で、合奏の
  中でも苦労が多い。確実に基礎練習を繰り返す中で、しっかりと
  したテクニックを身に付けさせていきたい。

◎ 指導者の感想
 年度初めの慌ただしい中で、なかなか十分に指導できない日が続い
 た。しかし、3年生を中心として、全体で練習を進めようとする姿
 勢が見られてきた。個別にしっかりとレッスンをする時間がなかな
 かとれず、一人一人の詳しい成長過程を見届けることができずにい
 るのが指導者としての悩み。部員は毎日しっかりと課題に取り組む
 努力をしているので、指導者としてその努力に応えたい。

***







2011年5・6月レポート

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第11回レポート(平成23年5,6月)

◎ 最近の部の状況
5月は連休、修学旅行、中間テストでなかなか練習時間が確保できな
かった。そんな中、近づいてくるコンクールに向けて、自由曲の選曲
を行った。当初はもう少し難易度の高い曲を考えていたが、バンド全
体の技術的レベルや練習のペースなどから、これまで基礎合奏課題曲
として練習していた中から選ぶことにした。
 
6月中旬には運動部の大会出場の壮行会が行われ、そこで入場行進曲
を演奏した。今回は間に合わなかったが、新しい楽譜を購入し、行進
曲のレパートリーを増やした。今後、体育大会等の行事で演奏できる
ようにしていきたい。
 
6月下旬には期末テストがあり、また練習が中断したが、7月下旬に
行われるコンクールに向けて、部員一同これまで以上に熱心に練習に
取り組んでいる。


◎ 練習メニュー
●ブリージング・エクササイズ
 - 10ブレス
 - ウォーキング(10ステップ・・)、
 - 10ブレス
●ウォーム・アップ
●基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、エチュー
 ド等)
●曲練習
 - 基礎合奏曲
 - コンクール曲
●ブリージング・エクササイズ
 - 10ブレス

◎ NE52個人レッスン等より
●トランペット
 - 音の輪郭が明確になり、アピール性の強い音色となりつつある。
  しかし、曲の中では力みが出てしまい、曲の最後まで音を出し
  切ることができていない。
 - 全体的に唇に力が入っている状態から抜け出せずにいる。呼吸
  がおろそかになっており、さらに舌の動きをしっかりと意識で
  きずにいると思われる。
●ホルン
 - 徐々に豊かな音色が聴かれるようになってきた。しかし、全体
  的に音量不足。さらに唇を中心に力みもみられるので、脱力と
  大きな呼吸で演奏することを意識させていきたい。
●トロンボーン
 - 丁寧に演奏できているが、より大胆さが求められる。豊かなサ
  ウンドのイメージをしっかりともって演奏に向かわせたい。
●ユーフォニアム
 - 確実に課題をこなしている。良く通る音色で、主旋律演奏時に
  しっかりと存在感を示すことができつつある。
●テューバ
 - かなり自分の思った音を捉えることができるようになってきて
  いる。低音域も徐々に広がり、ベースとしての役割を果たしつ
  つある。

◎ 指導者の感想
相変わらず校務の忙しい中で、十分に指導できていない。大人数の
1年生を抱えつつ、自分の練習との兼ね合いに苦労する3年生も多
い。その中で、コンクールという最大の目標に向かって、部員一丸
となって取り組んでいきたい。

***






一年間を振り返って

富山市立北部中学校ブラスバンド部
NE52第12回レポート(平成23年7月)

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◎ 最近の部の状況
 7月はブラスバンド部としては最大の行事のひとつ、コンクール
出場があった。とはいえ、6月下旬は期末テスト、それから顧問は
成績処理業務に懇談会となかなか指導の時間が取れない中での練習
となった。しかし昨年度との違いとして、全体として練習に向かう
気持ちが強くなってきたこと、しっかり課題意識をもって練習に取
り組むことができる部員が多くなったことが挙げられる。金管楽器
をはじめとして、毎日の決まった練習課題を続ける習慣が身に付き
つつあるためだと思われる。

 コンクールの結果は銀賞。昨年まで銅賞続きの状態から一歩大き
く前進することができた。細かい音の処理やパート間のバランス、
ハーモニーづくりなど課題は多いが、金管を中心に華やかなサウン
ドを作ることができたと思う。部員たちもこの結果に喜び、来年に
向けてさらに高い目標をもって練習に取り組もうという意識の高ま
りが感じられた。

 夏休みは、9月に行われる体育大会に向けての練習に入る。ここ
までほとんどが控えだった1年生部員も合奏に加わり、新しいバン
ドづくりをスタートさせた。

◎ 練習メニュー
● ブリージング・エクササイズ
 - 10ブレス
 - ウォーキング(10ステップ・・)、
 - 10ブレス
● ウォーム・アップ
● 基礎練習・・NE52、FTB、3Dバンドブック(スケール、
   エチュード等)
● 曲練習
 - 基礎合奏曲
 - コンクール曲
● ブリージング・エクササイズ
 - 10ブレス

◎ NE52この1年の成長
● トランペット
 - 耐久力が向上してきた。唇に頼る無理な吹き方が徐々に改善さ
   れ、息の力と舌のコントロールで吹くことができつつある。
 - 唇の余計な力が抜け、ブリージング・エクササイズが効果を発
   揮しつつあり、音量が増してきた。
 - 音量だけでなく、輝かしい華やかなサウンドで演奏できるよう
   になり、バンド全体のサウンドを引き上げてくれるようになっ
   た。
 - タンギング、フィンガリングのテクニックも徐々に向上し、多
   少複雑なリズムの曲があってもあまり苦労しなくなった。そ
   の分、表現に集中できるようになってきた。
● ホルン
 - いろいろな意味で安定感が出てきた。しっかりまっすぐに音を
   出すことができ、リズムの刻みなども安心して聴けるように
   なってきた。
 - 徐々にではあるが、音量が増してきた。バンド全体の中でも、
   主張することができる演奏になりつつある。
● トロンボーン
 - 音量が豊かになった。しっかりと中音域を支えるパートに成長
   しつつある。
 - トロンボーンらしい力強いサウンドも聴かれるようになってき
   た。
● ユーフォニアム
 - 非常に安定した演奏を聴かせてくれる。
 - 柔らかい音色で演奏することができるが、最近よりしっかりと
   芯のある音になりつつある。
● テューバ
 - 音域が広がった。特に低音域が広がり、テューバらしいサウン
   ドが聴かれるようになってきた。
 - 音量が増してきた。バンド全体を支える最低音域の役割を果た
   せるようになってきた。
● 全体として
 - 唇に頼ることなく、息と舌の動きでコントロールする確かな奏
   法を身に付きつつある。発音(シラブル)で音の動きを捉える
   ことができ、音程が確かな物になってきた。
 - しっかりと決まった練習メニューで毎日を過ごすことができるよ
   うになった。以前は基礎練習の重要性を理解できず、曲練習が
   中心であったが、しっかりとテクニックを身に付けることが幅
   広い演奏表現につながることを知り、安定して練習に取り組む
   雰囲気ができてきた。

◎ 指導者の感想
 まずは、この教則本を手がかりに、自信をもって技術指導ができる
ようになってきた。理屈としてどのように音を出し、どのように音程
をコントロールするのかということなどを説明するのに、確かな情報
が得られたという安心感がある。

 毎日決まった練習メニューに取り組むことができ、着実に力を付け
ている様子が見られた。また、上級生が下級生を積極的に指導する姿
が見られ、パートやバンドとしての力が付きつつある。

 顧問としては、時期的に指導する時間が取れないことも多く、バン
ド全体も含め、十分に指導できたとは言えない。しかし、決まった練
習課題をもち、毎日目標をもって練習に取り組むことができ、部員た
ちは充実した練習時間を過ごすことができていたように思われる。

 今後、NE52をさらに活用して、金管パートの実力をアップさせる
と同時に、木管パートや打楽器パートもより安心して毎日の練習に取
り組めるような環境作りが課題となる。そして、個々の力を付けさせ
つつ、バンドとしての演奏力の向上につながるような指導ができるよ
う、指導者としての努力も続けていきたい。

 1年間、貴重な経験をさせていただき、感謝しています。ありがと
うございました。

***

<ト音>

<ヘ音>