体幹部の開発



  • Check

taikanbu.jpg


末端を鍛えるのではない

たとえば陸上競技は走ったり跳んだりという「足」
を使うスポーツが中心です。ですから昔は、まず
足を鍛えようとしました。

しかし競技スポーツが高度化した現在、先端的な
トレーニングに取り組むアスリートたちは「体幹
部」の鍛錬をメインにしているとか。超一流のパ
フォーマンスを達成するためには、体幹部を自由
に使う必要があるからです。

体幹部とは手腕足脚を除いた身体中心部分をいい
ます。この部分が重要なことは、武術、気功、ヨ
ーガ、舞踊などの東洋的鍛錬法では昔から常識で
した。

日常生活においても、末端だけの動きを「小手先
の仕事」とか「口先だけの人間」といましめてき
た歴史があります。




末端から中心へ

現在、金管演奏においてもっとも話題にのぼるの
は何でしょうか。もし「アンブシュア」、「アパ
チュア」、「チョップス」などが中心だとすれば、
「末端指向が強い」といえるかもしれません。

いうまでもなく、タングマジック(TM)に取り組
む人は、現代のトップアスリートと同様に体幹部
のトレーニングに注目
しています。「口先」では
なく舌や呼吸筋といった、身体の深部を開発しよ
うとしているのです。

じつはこれもずっと昔からわかっていたことで、
ハーバート・クラークやクラウド・ゴードンは、
「唇ではなく舌を使えば金管は楽に演奏できる」
と言いつづけていたのです。

にもかかわらず、時代は「末端へ末端へ」と関心
を移し、いつしか唇のことばかりを話題にするの
が主流となってしまいました。

【参考】なぜ舌は忘れられたか



TMは、ヨーガ、気功、武術などの東洋的鍛錬法に
通じるだけでなく、クラークやゴードンのエクサ
サイズをベースにした伝統的練習法です。同時に、
競技スポーツのアスリートたちが注目する先端的
トレーニングとも共通しています。

唇から舌への意識移動をうながすTM理論の全体像
を、ハイ・エア・ビルドでは4分野16項目にわたり
くわしく解説しています。

分野1:唇についての四項目 → リップフォー
分野2:舌についての四項目 → タングフォー
分野3:呼吸についての四項目 → エアフォー
分野4:注意すべき四項目 → タブーフォー